待っているねと言われたから





              行ってみた神社で





              僕が見たものは





              倒れたあなた。





              帰り道





             僕が手に持っていたのは





             二股の枝。





             己を知れと





             窓から覗かれて





             知るには恐ろしいと





             逃げ惑っていたら





             生温かい風。





             違う場所へとまた歩く。